ロードバイクに乗るとすぐ疲れるのは、心拍計で心拍数を管理すると解決できる!
自転車で長距離を走るとき、
これまでは、感覚だけで体調を管理しながら、てきとうに走っていたのですが・・
心拍計を買って、「心拍管理」をするようにしたら、
圧倒的に疲れにくくなり、快適に走れるようになりました。
自転車で走っているとき、妙に疲れてしまうことはありませんか?
いつもと変わらない感覚で走っているのに、妙に、だるくなってきたり、
やたらと呼吸が苦しく、はあはあ言ってしまったり・・
別に、特別にハードな飛ばし方をしているわけでもないのに、
なんだかきつい・・ということは、あると思います。
もちろん、いろいろな原因はあるのですが・・
実は、「心拍が上がりすぎている」場合があるかもしれません。
私は、自転車趣味において、レース志向というよりロングライド志向であり、
厳密なペース管理などすることなく、ゆったりと長距離を走るのが好みです。
そのため、これまで心拍数を管理して走ることなど無かったのですが・・・
ランニングを始めるようになり、それをきっかけに購入した心拍計を、
自転車でのロングライドにも導入してみたら・・・
上でお話したような、「なんだか疲れてしまう」ということが、大きく減りました。
自転車で走っているとき、自分の体にどの程度の負荷がかかっているのか・・ということは、感覚ではわかりにくいものです。
特に、長距離をびゅんびゅん走り続けていると・・・
ランナーズハイならぬ、ライダーズハイとでも言うような、一種の興奮状態になっていき、
いくらでもペダルを回せる!という感覚になっていくことも、少なくないと思います。
ずっと運動していると、アドレナリンが出てくるんですね。
しかしながら・・ハイになってがんがん進んでいるときはいいのですが、
身体を酷使しすぎたツケは、あとになった必ず身体におそいかかってきます。
特に、ロングライドだと、ハイになっているうちはいいのですが、
その時間が終わると、妙に疲れ切ってしまうのです。
こういった、「ペースの上げすぎ」による疲れを防ぐために、
心拍計が効果を発揮します。
自分自身の感覚だけで、ペースを完全に把握するのは難しいのですが、
心拍計を使えば、心拍数という形で、数字で「見える化」できます。
心拍数は運動強度と関係が強いことは、ランニングの世界などで言われているとおりであり、
もちろん、自転車でのロングライド中でも有効です。
そして心拍計できっちりと心拍管理をすれば、
感覚的にはぜんぜん疲れを感じないけど、実はものすごいオーバーワークをしていて、
後になってやたらと疲れ切ってしまったり・・ということを、防げるかもしれないのです。
私は心拍計として、ランニングのために購入した、「Polar H10」という胸ベルト式の心拍計を、
そのまま流用しました。
これを、「Garmin Fenix 3J」というスマートウォッチとペアリングすると、
進むペース、移動距離などとあわせて、心拍数が表示されるのです。
心拍計には手首タイプのものもあり、アップルウォッチなどに搭載されていたりするのですが、
心拍の変化に対する反応が遅く、ふだんの生活の中の心拍を記録するなら良いのですが、
運動中の心拍変化をすばやく読み取る、といった用途には向かない・・という意見が一般的のようです。
そのため私の場合は、がっつりと走るときだけ胸ベルト心拍計できっちり心拍を管理し、
そんなに長く走らないときには心拍も測らない・・というスタイルにしました。
胸バンド心拍計と同期し、心拍数を表示してくれるサイクルコンピューターもあるようですので、
そういったものを選ばれてもいいかもしれません。
どのくらいの心拍数で走ればいいのか・・については、年齢から算出する公式などもあり、
また情報によっても違ってくるので、ここで一概には言いませんが・・・
私の場合は、ロングライドの最中で、
せいぜい130回/分を切るくらい、高いときでも140回/分以内におさめるようにしています。
140回/分を越えると、アラームや振動で通知するようにしてあるので、
アラームが鳴ったらペースダウン・・としておくと、
いつのまにか飛ばしすぎている、というのを自動的に、ほぼ完全に防ぐことができるのです。
逆に、こういったデバイスで心拍数を測ったり、アラームで止めてもらったりできずに、
170回/分だか180回/分だかの高心拍数で、気づかないうちにずっと走っていた・・という状態が、
オーバーワークによる身体へのダメージにつながってしまうのです。。
感覚だけで運動強度をちゃんと管理できる人には、無用のものなのかもしれませんが、
私にはどうやらその能力は無いようですので、
こういった道具に管理してもらうのが、どうやら良い方法のようなのです。
あくまで個人の感想にはなりますが、
こうやって、運動強度オーバーになってしまうことなく、
ペースを保って走ると・・
数十km、もしくは100km程度の距離を走ったあとの疲れ方が、
心拍数を使わない場合と比べて、明らかに低いです。
ロングライドをするとき、飛ばしすぎてオーバーペースになりがちで、
ロングライドが終わると疲れ果ててしまう・・という場合は、
胸バンドタイプの心拍計と、対応するスマートウォッチで心拍管理をしてみると、
ロングライドが終わったあとも、元気でいられるかもしれません。
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