自転車とクルマを両方持ってみると、使い分けや自動車輪行ができて便利だった
今回は、自動車と自転車を両方所有する中での、自転車の使いどころ、といった視点で記事を書いていきたいと思います。
私は5-6年程度のあいだ、所有する交通手段は自転車のみ、という生活を送っていたのですが、
その後自動車(自家用車)を入手し、自動車と自転車の両方がある生活を経験しています。
当初は、自動車を手に入れてしまえば自転車は使わなくなるのではないか、など考えていたのですが、
自転車には自転車の強みがあり、自動車を手に入れてなお、自転車は自転車として便利に活用し続けています。
まず、自転車が自動車より優れる点は、なんといっても機動力です。
小回り力、と言い換えることもできますが、
特に街中など混雑した場所において、自転車の使いやすさは自動車を圧倒します。
自動車よりはるかに停めやすいですし、
時間あたりの移動速度も、変わらないか、状況によっては自転車のほうが大幅に速かったりします。
写真を撮ったり、ちょっと店に入ったり、といった利便性もひじょうに高いです。
また、自転車は輪行により、どこででも交通手段として使うことができます。
「旅先の足」として持ち出せる点は、自動車にもバイクにも無い、自転車ならではの利点であり、
私も旅に出るときは、毎回、折りたたみ自転車を持ち出し活用しています。
自転車は、歩道があればどこででも立ち止まれること、
スピードが、景色などを見ながら走るのに最適であること、などから
「観光力」も高いと言えます。
自動車で走れば、ほとんど印象に残らないような経路でも、自転車で走ると見どころのある景色を見つけたり、良い写真を撮ったりできることが多いと思います。
自転車が趣味であれば、自転車で走ること自体が楽しい、という要素もあるでしょう。
逆に、自転車の弱点についてですが、
これは言うまでもありませんが、移動速度自体は自動車より圧倒的に遅いです。
山道やバイパスなど「自転車では走りにくい道」に関しては、自動車で走るほうがずっと快適ですし、
高速道路などを使えば当然、自転車とは比べものにならない距離を短時間で移動することができます。
また、雨などの天候にも弱いですし、
大人数を乗せることや、荷物の運搬にも向きません。
以上より、
「街中に行く」
「旅先に移動手段を持ち出したい」
「自転車ならでは走りを楽しみたい」
といった状況では自転車を持ち出し、
「速く効率よく、もしくは自転車では走りにくい経路を通って、目的地に行きたい」
「混雑した場所はあまり通らない」
「天候がとても悪い」
といった状況では、自動車に乗って出かけるようになりました。
自動車をすでに持っていたり、新たに自動車を手に入れようとしていたり、という場合であっても、
優れた自転車や自転車趣味は、活かしかたによっては、生活にしっかりと役立ってくれます。
自動車を持っている方こそ、優れた自転車手に入れ・もしくはしっかりと活用し、生活に役立てていただけたら、と思います。
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