ロードバイクなんてデメリットだらけだ!・・と、あえて言ってみた理由

 

ロードバイクこそ、自転車の王様!!!

 

・・・という感じのことは、よく言われると思います。

 

いつかは、ロードバイクへのランクアップを!

ロードバイクを乗りこなせるようになれば、一人前!

 

ちょっと、偏っているかもしれませんが・・・

 

しかし何年も前、自転車趣味を始めたばかりだった私は、実際に、
こんな感じの「ロードバイク最強論」みたいなものを浴びながら、育っていました。

 

書店に置いてある雑誌とか、書籍とかを読んでいくと、
だいたい「ロードバイク中心」に、情報が組んであったり・・と、
明らかにロードバイクが、重視されているんですね。

 

なので・・・

憧れの、ロードバイク

いつかは、手に入れたい・・・!

 

最初の自転車として、クロスバイクを買っていた私は、
そんな感じに「ロードバイクこそ最強だ!欲しい!!」と、思うようになっていました。

 

まあ、流されやすい性格と言えば、その通りだと思います・・笑。

 

 

で、ロードバイクを手に入れたわけですが・・・

 

気付かされたことは、

ロードバイクは、デメリットだらけだった!

と、いうことです。

 

一応フォローしておくと、
ロードバイクはダメ自転車だ!とか、買う価値は無かった。。とか、
そういうことを思ったわけでは、ありません。

 

しかし・・ロードバイクを実際に、買ってみて思ったのは、
ロードバイクはあくまでも、「特化型自転車」なんだな・・と、いうことです。

 

つまりは、ロードバイクの本来の用途・・・
「ロードレース」に特化した自転車、ということですね。

 

ロードバイクは、何のための自転車か?

の答えはもちろん、「ロードレースに勝つため」だと思います。

そのために、長年かけて、進化してきたわけですよね。

 

そしてもちろん、プロとしてロードレースに参戦するのなら、
これを使う以外の選択肢は、無いはずです。

まあ、言うまでもないですよね。

 

しかし・・・ふつうの自転車ショップで、ふつうにロードバイクを買う層は、
おそらくはその多くが、自転車の「素人」だと思います。

 

レーサーなど、プロとして自転車に乗るわけではない、という意味ですね。

もちろん私自身も、素人です。

 

当然、プロほどにまでストイックに、速さを求めるわけではありませんし・・・

走る道とか、用途とかも、
単なる街中の移動とか、サイクリングとか、場合によっては買い物とか・・・

そういう、ガチガチのロードレースとはまったく違う用途に使うほうが、
むしろ、多くなってくると思います。

 

そうなると・・・

自転車の方向性と、使う用途の方向性との間にズレがでてくるのです。

 

ロードバイクは、ギリギリまで細い、23cとかのタイヤを使い、
ギリギリまで走行抵抗を減らしますが・・・

 

一般人の街乗りとかに、そこまでのストイックさは、必要ないです。

なので、グレーチングへのハマりやすさとか、滑りやすさ・・とかが、
デメリットになってしまいます。

 

ロードバイクは、幅が狭いドロップハンドルを使い、
ぎりぎりまで空気抵抗を減らしたり、直進力を高めたりします。

 

しかし普通に趣味で乗る自転車は、そこまでギリギリに、抵抗を削る必要まではないです。

 

なので狭いドロップハンドルによる、曲がりにくさとか不安定さとかが、
デメリットになってしまいます。

 

ロードバイクは、どんな斜度にも完璧に対応できるように、
20段とか22段とかの、多段変速機を備えます。

 

しかし、よほど激坂ばかりでも行かない限り、
そこまでの多段変速は普通の人には、必要ないです。

 

高性能な多段変速機は、高価ですので、
それを使うロードバイクもかなり高価になり・・これもデメリットになります。

 

ロードバイク本体とはズレますが、
ロードバイクでは「ビンディング」で、ペダルに靴を固定し、スピードを極限まで追い求めますが、
やっぱりこれも、一般の人だと、そこまで極限までのスピード追求は必要ないです。

 

なので停車時に外すのが面倒・・とか、咄嗟に足をつけない・・とかいうのが、
これもやっぱり、デメリットになってしまいます。

 

・・・と、ロードバイクはロードレース方向に、おもいっきり特化した自転車ですので、
普通の人が、普通に生活の中で使おうとすると、
デメリットだらけになってしまうんですね。

 

実際に使ってみても、ふつうに街中を移動していくような状況だと、
車道だけじゃなく歩道も使ったり、信号でひんぱんに停車したりもしますので・・
案外、使いにくいなぁ・・と、感じたものです。

 

実際、クロスバイクからロードバイクに乗り換えると、後悔した・・みたいな話も、
探せばいくらでも、でてきたりします。

 

もちろんこれは、「一般的な趣味人が買う場合」ですので、
プロのロードレーサーが使うなら、やっぱり、ロードバイクが最強の自転車です。

 

一般の人であっても、プロのロードレーサーみたいに「速さ」を追い求めたい場合は、
その場合は、確かにロードバイクが最適な選択肢、となるでしょう。

 

そして一台持っていれば、スピードを求めた走りをしたいときに出動させれば、
確かに「使える」自転車だ、とは言えるでしょう。

 

しかしロードバイクは、とにかく凄い最強自転車だ!というよりは、
実際には、用途を特化した「特化型自転車」ですので・・・

 

誰もが目指すべき!とか、そういう自転車ではなくて、
たとえば他の、クロスバイクシクロクロスグラベルロード・折りたたみ自転車とか、
場合によっては、高性能なママチャリとか・・・

 

他の自転車とイーブンに考えて、あくまで自分が自転車で何をしたいのか?を考えながら、
比較検討していくといいんじゃないか・・と、思います。

 

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自動車で狭い道・・対向車との「すれ違い」の怖さは、自転車で行けば解消できる

 

自動車で、狭い道を運転していると・・

 

対向車が来てしまった・・!

 

 

仕方がないことではありますが、

狭い道ですれ違うのは、なかなかストレスがたまるものですよね。

 

余裕ですれ違えるなら、なんの問題もないのですが、

ギリギリの道だと、かなり気を使いながら進まないといけませんし、

擦ってしまうリスクもでてきます。

 

どちらかがバックせざるを得ない狭い道だと、

どっちがバックするんだ・・なんてことで、軽く揉める感じになることもあります。

 

最終的に、トラブルに発展してしまうことも、無いとは言えません。

 

 

自動車(クルマ)を運転していると、狭い道でのすれ違いはどうしても起こりますし、

スムーズにすれ違えるよう、運転技術を高めておくというのも、必要なことなのですが・・

 

もっと根本的な解決方法として、

すれ違いが難しいような、狭い道を通りそうなら、最初から自転車で行くというのも、アリだと思います。

 

 

自転車であれば、当然ですが、すれ違い問題は発生しません。

 

クルマ2台がギリギリ、という道でも、余裕です。

 

 

もちろん、移動しようとする距離などにもよります。

 

高速道路を使って、遠くまで行こうとするのであれば当然、自転車は使えません。

 

しかし、移動する距離が10-20km程度であり、その経路ですれ違いが難しいような細い道をたくさん含む・・といった場合には、自転車は無類の強さを発揮します。

 

 

私は以前は、どこに行くのにもクルマだけを使っており、

狭い道でもクルマだけで走っていたのですが・・

 

実際、街中など狭いところをクルマで移動するのは、実は自転車より時間がかかりますし、

駐車もしにくく、歩行者が多いときはかなり気を使うことになるので、かなり非効率だと思います。

 

そしてその後、スポーツ自転車を手に入れ、自転車マニアとなったわけですが、

移動のとき「クルマと自転車の使い分け」を意識するようになってからは、

生活がとても快適になりました。

 

すれ違いなど、クルマならではの弱点が浮き彫りにされてしまうような状況は、

あえて自転車を使うことで、しっかりとフォローできるのです。

 

加えて、クルマに自転車を載せる「自動車輪行」で、

途中まではクルマで行き、目的地付近で、狭い道や複雑な道が多いところにさしかかったら、

たとえば途中の駐車場に停めてしまい、そこから先は自転車で行く・・というテクニックも、けっこう便利です。

 

 

私はクルマのトランクに、常に折りたたみ自転車を積んでいるのですが・・・

 

ブロンプトンのような、小さくなる折りたたみ自転車ですと、

自転車に常備しておいても、特に邪魔に感じることもありませんし、

こうしておけば、いつでもどこでも、自転車が使える環境ができあがります。

 

 

実際、私は最近クルマで、初めて行く友人の家に行ったのですが、

家の近くの道に、とても狭い道が集まっており、一方通行でもなかったため、

そのまま進もうとするともし対向車が来てしまったとき、かなり面倒なことになる・・と予想されました。

 

友人宅に、私の車を停めておける駐車場があるわけでもなかったので、

近くのコインパーキングに停めて、トランクから自転車を取り出し、

そのまま友人宅までは自転車でアプローチすることで、

すれ違い問題に悩まされることもなく、いたってスムーズに進むことができました。

 

 

自転車は、すれ違い問題など、

「クルマならではの弱点」を補ってくれる、とても優れた交通手段になってくれます。

 

クルマを運転していて、すれ違いが怖い。。と感じられるのであれば、

運転技術を向上させる、という方向性ももちろん重要なのですが、

それとは別に、「あえて自転車を使ってみる」というアプローチも、有効かもしれません。

 

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ブルベで使えるリアライトが、危険回避に最強だと思う

 

自転車のリアライト・・つけていますか?

 

言うまでもなく、夜に自転車で、安全に走るためには必須アイテムですし、
車が大きく避けてくれるようになるので、より快適に走るためのアイテム、としても役立ってくれます。

 

しかし、リアライトはいろいろな会社が、いろいろな製品を出しており、
その中には、いつの間にか点かなくなってしまったり、防水なのに雨の中を走るとすぐに壊れてしまったり・・という、
品質が良くないものも、けっこうあります。

 

そのため、Amazonで売られているものの中から、レビューなどを見ながら、
検討していってもよいのですが・・

 

優秀な自転車リアライトを選ぶときには、ちょっとした「裏技」のような選び方があります。

 

それは、タイトルにもある通り、「ブルベ」で採用されるようなものを選ぶ、ということです。

 

 

ブルベとは、昼・夜を問わず、晴れ・雨を問わず、自転車で何百kmと走るという、
究極のロングライドイベントと言えるようなもので、
特徴として、アイテムの選定・トラブル時の対応、といったものを、基本的にすべて自己責任において、自分自身で行う、というものです。

 

ブルベにおいてよく採用されているような製品は、
多くのユーザーが、実際に道路上で、何百kmと走って製品を使い倒したうえで、
その中で淘汰され、選ばれている製品、ということになります。

 

優秀なリアライトに求められる条件として、
「自動車からよく見えること」「バッテリー(電池)がよく持つこと」「防水性が高いこと」
といったものがあるのですが、

 

ブルベでよく使われるような製品は、淘汰されているだけあって、
これら性能が、じゅうぶんに高いものだけが揃っています。

 

 

それでは、具体的には、どの製品を選べばいいのでしょうか。

私としてはCATEYE製のリアライトが優れているのではないか、と思います。

 

私も同メーカーのライトを何種類か使っているのですが、
全体的に、「自動車からよく見える」「バッテリー(電池)がよく持つ」「防水性が高い」といった基本性能をよく満たしていると思います。

 

いろいろなタイプのライトがあるのですが、
同社製品の「ラピッド」シリーズや「リフレックスオート」といったところから、
ご自身の優先する条件を満たす製品を選んでいただければいいのでは、と思います。

 

参考までに、私が現在使用しているのは「ラピッド5」という製品です。

 

この製品の良いところは、乾電池式であり家でエネループを入れ替えればすぐに電池が復活すること、


LEDライトが5つ並んでおり、被視認性がひじょうに高いこと、


オートタイプではないこと(ここは好みでしょうが、オートライトは自動点灯してくれないことがまれにあるため、私は手で確実にオンオフする製品を選んでいます)・・といった点です。

 

 

リフレクター機能は無いため、このモデルを使用するのであれば、
リフレクターは別に装着することをおすすめします。

 

 

ライトを配置する位置なのですが、サドルの下に配置すると、
走行時は自身の体が、駐輪時はサドルが傘になり、
雨による故障のリスクを最小限に抑えることができます。

 

 

防水のライトであっても、水による故障の可能性をゼロにすることはできないので、
濡れ自体をできるだけ減らす工夫はしておいたほうがいいと思います。

 

リアライトは安全にかかわる、ひじょうに重要なパーツです。
ちゃんと装着し点灯することはもちろんとして、製品選びとしても、
「ブルベ」で常用されるような信頼性の高いパーツを選んでおくことをおすすめします。

 

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自転車通勤に使う雨具は、レインポンチョが手軽でおすすめ

 

自転車通勤に使う雨具は、気軽に着込めるものがおすすめです。

 

 

朝、時間がないときに、上着・ズボン・靴・・と、全身に着込んでいくタイプのレインウェアを、せっせと着込むのはなかなかに大変ですし・・

 

職場に着いたあとも、脱ぐのに時間がかかります。

 

そのため通勤に使うレインウェアとしては、「レインポンチョ」タイプのものをおすすめします。

 

 

レインポンチョは画像のように、全身を上からすっぽりと覆うようなレインウェアなのですが・・

 

これは、たった1枚で上半身・下半身・バックパックなどの荷物、と

すべてを覆ってしまえるため、とても手軽で便利です。

 

 

朝、自転車で家を出ようとして雨が降っているな。。と思ったら、

取り出してばさっと、瞬時に着込むことができるのです。

 

会社などの職場に着いたあとも、同様にばさっと一瞬で脱ぐことができます。

 

 

しかも下が空いているため、全身をしっかり覆うようなタイプのウェアに比べると、とても蒸れにくいです。

 

レインポンチョはほとんどの場合、ゴアテックスなどの透湿素材ではなく、ふつうのビニール素材なのですが・・

 

それでも湿気のほとんどは下から逃げていくため、

ゴアテックス製の通常のレインウェアよりも、蒸れにくい場合もあります。

 

 

しかしながら、下が空いているため、

当然ではありますが、下からの水跳ねに弱い、というデメリットはあります。

 

そのためザーザー降りの中を走ると、まったく対応できずにすぐびしょ濡れになってしまいますし、

 

泥除けのない自転車で速く走ると、少しの雨であっても、泥はねでドロドロになってしまいます。

 

 

また、風ではためきやすいので、周囲に迷惑をかけないよう、注意が必要です。

 

周囲の人や物に、はためいたポンチョが当たったり、ひっかかったりしてしまわないよう、いつも以上に距離をとり、気を使って走りましょう。

 

 

どのようなポンチョを選ぶか、ですが・・

 

コンビニで安く売っているポンチョでもいいのではないか、と思われるかもしれませんが・・

 

やはり私としては、ある程度以上の大きさのある自転車用品メーカーなど、

いわゆる「しっかりしたメーカー製」のものを買われることをおすすめします。

 

理由なのですが、コンビニの安いものは、ぺらぺらで破れやすいですし、

風でとてもはためきやすいので、着たまま自転車で走るのにまったく向かないからです。

 

 

対して、私は「リンプロジェクト」の、自転車専用レインポンチョを愛用しているのですが、

 

これは生地に適度な重さがあり、着込んで自転車で走ったとしても、ほとんどはためくことがなく、快適です。

 

基本である防水性能についても、しっかりしており、

何年にもわたり通勤に使い続けてきましたが、

雨がしみこんでしまったり、破れてしまったりしたことは一度もありませんでした。

 

 

また、生地の形状についてもしっかり研究をされているようであり、

着たまま自転車で走ったとき、足などに干渉して走りにくくなってしまう、ということもほとんどありません。

 

コンビニのウェアなどは、自転車に向くようには作られていないため、

足にまとわりついてきてまともに走れなくなるようなものも少なくないのですが・・

 

リンプロジェクトのレインポンチョは、「自転車で走る」ことについてかなり追求されており、

ふつうのレインポンチョでは考えられないくらいに快適です。

 

 

レインウェアには、上・下・靴と分かれており、ひとつずつ着込む「セパレート型」や、

今回ご紹介した「レインポンチョ型」と、いろいろなタイプがあるのですが・・

 

忙しくなりやすい自転車通勤では、レインポンチョ型のレインウェアが良い選択になるのではないか、と思います。

 

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自転車とクルマを両方持ってみると、使い分けや自動車輪行ができて便利だった

 

今回は、自動車と自転車を両方所有する中での、自転車の使いどころ、といった視点で記事を書いていきたいと思います。

 

 

私は5-6年程度のあいだ、所有する交通手段は自転車のみ、という生活を送っていたのですが、

その後自動車(自家用車)を入手し、自動車と自転車の両方がある生活を経験しています。

 

 

当初は、自動車を手に入れてしまえば自転車は使わなくなるのではないか、など考えていたのですが、

自転車には自転車の強みがあり、自動車を手に入れてなお、自転車は自転車として便利に活用し続けています。

 

 

まず、自転車が自動車より優れる点は、なんといっても機動力です。

 

小回り力、と言い換えることもできますが、

特に街中など混雑した場所において、自転車の使いやすさは自動車を圧倒します。

 

 

自動車よりはるかに停めやすいですし、

時間あたりの移動速度も、変わらないか、状況によっては自転車のほうが大幅に速かったりします。

 

写真を撮ったり、ちょっと店に入ったり、といった利便性もひじょうに高いです。

 

 

また、自転車は輪行により、どこででも交通手段として使うことができます。

 

「旅先の足」として持ち出せる点は、自動車にもバイクにも無い、自転車ならではの利点であり、

私も旅に出るときは、毎回、折りたたみ自転車を持ち出し活用しています。

 

 

自転車は、歩道があればどこででも立ち止まれること、

スピードが、景色などを見ながら走るのに最適であること、などから
「観光力」も高いと言えます。

 

自動車で走れば、ほとんど印象に残らないような経路でも、自転車で走ると見どころのある景色を見つけたり、良い写真を撮ったりできることが多いと思います。

 

自転車が趣味であれば、自転車で走ること自体が楽しい、という要素もあるでしょう。

 

 

逆に、自転車の弱点についてですが、

これは言うまでもありませんが、移動速度自体は自動車より圧倒的に遅いです。

 

山道やバイパスなど「自転車では走りにくい道」に関しては、自動車で走るほうがずっと快適ですし、

高速道路などを使えば当然、自転車とは比べものにならない距離を短時間で移動することができます。

 

 

また、雨などの天候にも弱いですし、

大人数を乗せることや、荷物の運搬にも向きません。

 

 

以上より、

「街中に行く」

「旅先に移動手段を持ち出したい」

「自転車ならでは走りを楽しみたい」

といった状況では自転車を持ち出し、

 

「速く効率よく、もしくは自転車では走りにくい経路を通って、目的地に行きたい」

「混雑した場所はあまり通らない」

「天候がとても悪い」

といった状況では、自動車に乗って出かけるようになりました。

 

 

自動車をすでに持っていたり、新たに自動車を手に入れようとしていたり、という場合であっても、

 

優れた自転車や自転車趣味は、活かしかたによっては、生活にしっかりと役立ってくれます。

 

自動車を持っている方こそ、優れた自転車手に入れ・もしくはしっかりと活用し、生活に役立てていただけたら、と思います。

 

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自転車ツーリングは熊が怖い・・!「九州」を走れば大丈夫!

 

自転車で、ちょっと田舎の山道を走っていると・・・

 

ん?なんか遠くに茶色いものが見える・・なんだ?・・・

 

 

熊!!!

 

 

・・・まあ、まず起こることはないようなレアな想像だとは思いますし、

私も遭ったことはないのですが・・・

もし起こったら、命に関わる重大なことです。

 

 

ロードバイクなどの自転車でツーリングを繰り返すようになると、かなりの田舎道にも踏み込むようになりますし、

 

そうなると街中と違って、野生動物と会うこともそれなりに多くなってきます。

 

 

小動物などのかわいいものなら別にいいのですが、

私も野犬に追いかけられたことはあり、それはもう怖い思いをしたものです。。。

(おそらくロード乗りで、野犬がトラウマになっている方は少なくないでしょう・・苦笑)

 

 

とはいえまあ、野犬ならどうにかなるのかもしれません。

 

成人であれば、足で蹴れば追い払えるかもしれませんし、

自転車を盾にすることもできます(実際、それで身を守った例もあるようです)

 

場合によっては、自転車本体や、バッグ、自転車の鍵を武器にして振り回せば、

よほどの大型犬でもない限り、なんとかなる可能性は高いでしょう。

 

しかしもし万一、熊に襲われたとしたら、

まあ、そんなものでは、どうにもならないでしょう。。。

 

 

もちろん、熊が出るような場所は限られているので(ふつうは、山道を奥に分け入らなければ、まず遭遇することはないでしょう)、

ふつうに車道をロードバイクで走っていれば、まず、心配ないでしょうが・・

 

走る場所によっては、注意しなければいけないのも、確かです。

 

山道のほうに行くのであれば、場合によっては熊スプレーなどの装備が必要になるかもしれませんね。

 

 

しかし、九州には熊はいないと言われているので、

九州ツーリングであれば、かなり田舎の山道のほうを走っても、

すくなくとも熊と遭遇する可能性は、かぎりなくゼロに近くなります。

 

 

ウィキペディアを参照しても、参考文献つきで、九州の熊は60年くらいも前に絶滅したと書かれています。

 

 

そして九州には、みどころのある走り場所がたくさんあります。

 

糸島は、外周を走るだけでなく山のほうにいっても楽しいですし、

大分には耶馬渓のメイプルロードといった、秋には紅葉をがっつり楽しめるコースもあります。

 

サイクリングロードも多く、空港もしっかりしているので、

本州などから旅で訪れて、九州全域を走り回ったり、

 

輪行を駆使したり、自転車を載せられるレンタカーを併用したりして、美味しい場所だけを走る・・というのもなかなか楽しいでしょう。

 

 

そしてもちろん、ちょっと田舎のほう、ちょっと山のほうまで足を伸ばしたとしても、

熊と遭遇してしまう心配はほぼ無いのです。

 

 

私はよくロードバイクで九州を走りますし、

それは別に、熊がいないから!というわけでもないのですが・・・

 

九州は、ロードバイクで走りやすい見どころが多く、

しかも山のほうまで行っても熊の心配はしなくていい・・というおまけつきですので、

旅先としてはけっこう、おすすめだったりします。

 

 

九州ツーリング・・時間を空けることができたなら、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

 

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ロードバイクに乗るとすぐ疲れるのは、心拍計で心拍数を管理すると解決できる!



自転車で長距離を走るとき、
これまでは、感覚だけで体調を管理しながら、てきとうに走っていたのですが・・

 

心拍計を買って、「心拍管理」をするようにしたら、
圧倒的に疲れにくくなり、快適に走れるようになりました。

 

 

 

自転車で走っているとき、妙に疲れてしまうことはありませんか?

 

いつもと変わらない感覚で走っているのに、妙に、だるくなってきたり、
やたらと呼吸が苦しく、はあはあ言ってしまったり・・

 

別に、特別にハードな飛ばし方をしているわけでもないのに、
なんだかきつい・・ということは、あると思います。

 

 

もちろん、いろいろな原因はあるのですが・・

実は、「心拍が上がりすぎている」場合があるかもしれません。

 

 

私は、自転車趣味において、レース志向というよりロングライド志向であり、
厳密なペース管理などすることなく、ゆったりと長距離を走るのが好みです。

 

そのため、これまで心拍数を管理して走ることなど無かったのですが・・・

 

ランニングを始めるようになり、それをきっかけに購入した心拍計を、
自転車でのロングライドにも導入してみたら・・・
上でお話したような、「なんだか疲れてしまう」ということが、大きく減りました。

 

 

自転車で走っているとき、自分の体にどの程度の負荷がかかっているのか・・ということは、感覚ではわかりにくいものです。

 

特に、長距離をびゅんびゅん走り続けていると・・・


ランナーズハイならぬ、ライダーズハイとでも言うような、一種の興奮状態になっていき、
いくらでもペダルを回せる!という感覚になっていくことも、少なくないと思います。

 

ずっと運動していると、アドレナリンが出てくるんですね。

 

 

しかしながら・・ハイになってがんがん進んでいるときはいいのですが、
身体を酷使しすぎたツケは、あとになった必ず身体におそいかかってきます。

 

特に、ロングライドだと、ハイになっているうちはいいのですが、
その時間が終わると、妙に疲れ切ってしまうのです。

 

 

こういった、「ペースの上げすぎ」による疲れを防ぐために、
心拍計が効果を発揮します。

 

自分自身の感覚だけで、ペースを完全に把握するのは難しいのですが、
心拍計を使えば、心拍数という形で、数字で「見える化」できます。

 

心拍数は運動強度と関係が強いことは、ランニングの世界などで言われているとおりであり、
もちろん、自転車でのロングライド中でも有効です。

 

そして心拍計できっちりと心拍管理をすれば、
感覚的にはぜんぜん疲れを感じないけど、実はものすごいオーバーワークをしていて、
後になってやたらと疲れ切ってしまったり・・ということを、防げるかもしれないのです。

 

 

私は心拍計として、ランニングのために購入した、「Polar H10」という胸ベルト式の心拍計を、
そのまま流用しました。

 

 

これを、「Garmin Fenix 3J」というスマートウォッチとペアリングすると、
進むペース、移動距離などとあわせて、心拍数が表示されるのです。

 

 

心拍計には手首タイプのものもあり、アップルウォッチなどに搭載されていたりするのですが、
心拍の変化に対する反応が遅く、ふだんの生活の中の心拍を記録するなら良いのですが、
運動中の心拍変化をすばやく読み取る、といった用途には向かない・・という意見が一般的のようです。

 

 

そのため私の場合は、がっつりと走るときだけ胸ベルト心拍計できっちり心拍を管理し、
そんなに長く走らないときには心拍も測らない・・というスタイルにしました。

 

 

胸バンド心拍計と同期し、心拍数を表示してくれるサイクルコンピューターもあるようですので、
そういったものを選ばれてもいいかもしれません。

 

 

どのくらいの心拍数で走ればいいのか・・については、年齢から算出する公式などもあり、
また情報によっても違ってくるので、ここで一概には言いませんが・・・

 

私の場合は、ロングライドの最中で、
せいぜい130回/分を切るくらい、高いときでも140回/分以内におさめるようにしています。

 

140回/分を越えると、アラームや振動で通知するようにしてあるので、
アラームが鳴ったらペースダウン・・としておくと、
いつのまにか飛ばしすぎている、というのを自動的に、ほぼ完全に防ぐことができるのです。

 

逆に、こういったデバイスで心拍数を測ったり、アラームで止めてもらったりできずに、
170回/分だか180回/分だかの高心拍数で、気づかないうちにずっと走っていた・・という状態が、
オーバーワークによる身体へのダメージにつながってしまうのです。。

 

 

感覚だけで運動強度をちゃんと管理できる人には、無用のものなのかもしれませんが、
私にはどうやらその能力は無いようですので、
こういった道具に管理してもらうのが、どうやら良い方法のようなのです。

 

 

あくまで個人の感想にはなりますが、
こうやって、運動強度オーバーになってしまうことなく、
ペースを保って走ると・・

 

数十km、もしくは100km程度の距離を走ったあとの疲れ方が、
心拍数を使わない場合と比べて、明らかに低いです。

 

 

ロングライドをするとき、飛ばしすぎてオーバーペースになりがちで、
ロングライドが終わると疲れ果ててしまう・・という場合は、


胸バンドタイプの心拍計と、対応するスマートウォッチで心拍管理をしてみると、
ロングライドが終わったあとも、元気でいられるかもしれません。

 

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