自転車通勤に使う雨具は、レインポンチョが手軽でおすすめ
自転車通勤に使う雨具は、気軽に着込めるものがおすすめです。
朝、時間がないときに、上着・ズボン・靴・・と、全身に着込んでいくタイプのレインウェアを、せっせと着込むのはなかなかに大変ですし・・
職場に着いたあとも、脱ぐのに時間がかかります。
そのため通勤に使うレインウェアとしては、「レインポンチョ」タイプのものをおすすめします。
レインポンチョは画像のように、全身を上からすっぽりと覆うようなレインウェアなのですが・・
これは、たった1枚で上半身・下半身・バックパックなどの荷物、と
すべてを覆ってしまえるため、とても手軽で便利です。
朝、自転車で家を出ようとして雨が降っているな。。と思ったら、
取り出してばさっと、瞬時に着込むことができるのです。
会社などの職場に着いたあとも、同様にばさっと一瞬で脱ぐことができます。
しかも下が空いているため、全身をしっかり覆うようなタイプのウェアに比べると、とても蒸れにくいです。
レインポンチョはほとんどの場合、ゴアテックスなどの透湿素材ではなく、ふつうのビニール素材なのですが・・
それでも湿気のほとんどは下から逃げていくため、
ゴアテックス製の通常のレインウェアよりも、蒸れにくい場合もあります。
しかしながら、下が空いているため、
当然ではありますが、下からの水跳ねに弱い、というデメリットはあります。
そのためザーザー降りの中を走ると、まったく対応できずにすぐびしょ濡れになってしまいますし、
泥除けのない自転車で速く走ると、少しの雨であっても、泥はねでドロドロになってしまいます。
また、風ではためきやすいので、周囲に迷惑をかけないよう、注意が必要です。
周囲の人や物に、はためいたポンチョが当たったり、ひっかかったりしてしまわないよう、いつも以上に距離をとり、気を使って走りましょう。
どのようなポンチョを選ぶか、ですが・・
コンビニで安く売っているポンチョでもいいのではないか、と思われるかもしれませんが・・
やはり私としては、ある程度以上の大きさのある自転車用品メーカーなど、
いわゆる「しっかりしたメーカー製」のものを買われることをおすすめします。
理由なのですが、コンビニの安いものは、ぺらぺらで破れやすいですし、
風でとてもはためきやすいので、着たまま自転車で走るのにまったく向かないからです。
対して、私は「リンプロジェクト」の、自転車専用レインポンチョを愛用しているのですが、
これは生地に適度な重さがあり、着込んで自転車で走ったとしても、ほとんどはためくことがなく、快適です。
基本である防水性能についても、しっかりしており、
何年にもわたり通勤に使い続けてきましたが、
雨がしみこんでしまったり、破れてしまったりしたことは一度もありませんでした。
また、生地の形状についてもしっかり研究をされているようであり、
着たまま自転車で走ったとき、足などに干渉して走りにくくなってしまう、ということもほとんどありません。
コンビニのウェアなどは、自転車に向くようには作られていないため、
足にまとわりついてきてまともに走れなくなるようなものも少なくないのですが・・
リンプロジェクトのレインポンチョは、「自転車で走る」ことについてかなり追求されており、
ふつうのレインポンチョでは考えられないくらいに快適です。
レインウェアには、上・下・靴と分かれており、ひとつずつ着込む「セパレート型」や、
今回ご紹介した「レインポンチョ型」と、いろいろなタイプがあるのですが・・
忙しくなりやすい自転車通勤では、レインポンチョ型のレインウェアが良い選択になるのではないか、と思います。
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