人混みや渋滞の回避には「Yahooマップの混雑レーダー」が便利です

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混雑した駅に、自転車を持ち込もうとすると、

駅に人が多すぎて、動きにくいことが多いです。

 

加えて、その駅のまわりも混雑していることが多いため、

駅まで自転車でアクセスしにくいです。

 

田舎地帯であれば空いているため、あまり問題にはならないかもしれませんが、

特に都市部では、かなりの影響がでてしまいます。

 

そのため、輪行するときはできるだけ混雑していない駅を探すほうがいいと思います。

 

 

 

もし地元であれば、これまでの知識や経験から、

駅がどのくらい混んでいるか、予想できると思いますが、

 

特に旅先などの、土地勘が無い土地においては、

どの駅に人が多いのか、どの駅なら少ないのか、といったことがなかなかわからないと思います。

 

 

もちろん、大きい駅は混雑しやすいですので、そのあたりで判断するのもいいと思いますし、

グーグル検索などで情報収集をするのもひとつの方法ではあるのですが・・

 

 

このような場合には「Yahoo!マップの混雑レーダー」機能を使うと、

混雑度合いをいっぱつで把握することができます。

 

混雑レーダーを使うと、各地域における人の多さが、地図上で一目瞭然となるため・・

 

駅がある場所の混雑度を見ることで、

混雑している駅や空いている駅を、ひと目で把握することができます。

 

 

混雑レーダーを参照し、人が少ない駅から輪行を始めるようにすれば、

街や駅に人が多すぎて移動をしにくくなる、といったことを防ぐことができます。

 

また、駅までの道のりが人混みであふれている、といった状況も避けることができるため、

輪行に関して、必要以上に苦労することがなくなります。

 

 

私はこのツールの使用を始めてから、

東京都内などの都市部では、あまりに混んでいる駅を避けることで輪行をしやすくなりましたし、

逆に特急や快速電車が停まるような大きい駅の目星も、すぐにつけられるようになりました。

 

 

 

駅の混雑度の把握以外に、

混雑レーダーは、街の混雑度を把握するためにも便利です。

 

自転車で街中を走るとき、

「混雑度」は、自転車の速度を下げる大きな原因です。

 

混雑した街中では、歩行者・自転車・自動車が多く、

一般的にそれに伴って信号も多くなり、また建物が多い関係上、道幅も田舎ほどには広くないことが多くなるため・・

 

空いている地域と比べて、格段に走りにくくなってしまいます。

 

 

できるだけ空いているエリアを選んで走りたいところだとは思いますが、

土地勘のある場所ならともかく、知らない土地などでは混雑した場所を避けるのは、

なかなか難しいのではないかと思います。

 

そこで、混雑レーダーの出番です。

混雑レーダーで真っ赤に表示されているような場所は、人や車が過密状態になっていると思われるので、

そういう場所を、自転車で速いスピードで快適に抜けるのは難しい、と予想できます。

 

逆に、混雑レーダーを使って、過密地帯を避けるように走ることができれば、

人や車が少なく、快適なライドを楽しむことができると思います。

 

 

 

また、このツールは、ルートを組むときにも使えます。

 

ルートラボなどでルートを作成するとき、横で混雑レーダーを開いておき、

人が多い場所を避けるようにルートを組めば、

混雑に巻き込まれる可能性を大きく減らすことができます。

 

 

 

もちろん自転車以外にも、自動車を運転するときや、

徒歩で観光地を移動して回るときにも有効なツールです。

 

自動車で渋滞を避けすばやく移動したいときや、

徒歩で観光地を回るとき、人混みをできるだけ避けたいとき、などに役立ってくれます。

 

 

 

Yahoo!混雑レーダーは、さまざまな用途に役立つとても優れたツールで、

イデア次第でいろいろと役立てることができると思います。

 

このような、マップ上で混雑の度合いを調べるような機能は、

Google Mapなど他のツールには、

私の探した限りはありませんでした。

 

マップ上で、人がどのくらい密集しているのか見ることができる機能は、とても便利であり、

混雑レーダーは、本記事でお話しした用途以外にも、

さまざまな用途に役立つ大変便利なツールだと思いますので、覚えておくとよいのではないか、と思います。

 

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自転車で走るときに荷物を、雨からしっかり守る方法

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自転車で、雨の中を走るとき・・・


バックパックに防水カバーを掛けたり、
防水バックパックを使ったりしても、
長時間たつとやっぱり、水がしみこんできてしまうことは多いです。

 

この記事では、電子機器など濡れてはいけないものを・・

長時間、自転車で走るときでも濡らさない!

 

そのための一歩、踏み込んだノウハウをお話ししていきたいと思います。

 

 

雨の中を自転車で走る機会はあると思いますが・・


自転車走行中は、基本的に傘をさすわけにはいかないです。


なので荷物の濡れに関しては、バックパックなどバッグ自体に防水性を持たせて
対応することになると思います。

 

 

オルトリーブ製などの、優れた防水バックパックを使うのは有効だと思いますし・・


通常のバックパックに、レインカバーを装着してもよいでしょう。

 

しかしそれだけだと、長時間走行や大雨などのシビアな状況だと、
浸水してしまう場合があります。

 

 

また、バックパックを空けているときの雨の降りこみや・・

濡れたレインウェアなどを荷物に入れることによる水の移りにも対応できません。

 

 

そのため・・

 

電子機器類など濡らしたらまずいものだけを、「防水ポーチ」の中にいれておく

 

こういった方法をおすすめします。

 

 

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このように防水ポーチに入れておけば・・


たとえバッグの外から浸水してきてしまっても、
防水ポーチによって水が防がれるため、浸水にかなり強くなります。

 

 

加えて、防水ポーチの中に「乾燥剤」を入れておくと、
湿度の上がりすぎによる結露などにも対応でき、より良いでしょう。
(乾燥剤は、Amazonなどで使い勝手の良いものを、かんたんに入手できます)

 

 

タブレットなど、ポーチに入らないサイズのものは、
タブレット用の防水パックなどに入れておくのもおすすめです。

 

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電子機器など濡らしたらまずいもの以外に・・

 

濡れたレインウェアや服なども、べつの防水袋に入れてしまう

 

というのもおすすめです。

 

今度は中から外に、水が移らなくなるようにするためですね。

 

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(レインウェアを、左の防水袋の中に入れます)

 

こうすることにより、濡れたレインウェアから濡れたらまずいものに水が移るのを防ぐことができます。

 

 

防水袋などのアイテムは、Amazonで見つけることもできますし・・


登山ブランドであるmont-bellや、防水系アイテムブランドであるORTLIEBなどで探すと、いろいろなものが売っています。

 

なので、ご自身が入れたいアイテムの量やサイズに合った製品を選んでいただければ、と思います。

 

 

上記のようなことをしておくと、ロングライドのように、雨の中を長時間走行するようなシビアな状況であっても・・


電子機器など濡れたらまずいものを濡らさずに済むようになります。

 

 

雨の中を走ることが少ない方であっても、濡れに対する「保険」のような効果を持ちますので・・


試されてみてはいかがでしょうか。

 

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自転車は、不便で遅くて疲れる乗り物だが「冒険」や「探検」が楽しい

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自転車は遅く、雨風に弱く、疲れる乗り物です。

 

 

今回はいきなりのデメリット挙げから始まってしまいましたが・・

 

 

自転車は、クルマやバイクなどエンジンつきの乗り物・・

 

また電車、新幹線、飛行機などといった乗り物と比べると・・

 

圧倒的に遅い乗り物となってしまいます。

 

 

同様に、自動車や電車などであれば、雨風の影響をほとんど受けずに移動できますが・・

 

自転車だとフルに受けながら走ることになります。

 

 

また、エンジンつきの乗り物であれば体力をほとんど使わずに走ることができますし、

電車などであれば自分で運転する必要さえありませんが・・

 

自転車で走るのは言うまでもなく体力を使いますし、

長距離や上りなどとなれば、疲れ切ってしまうことも少なくないでしょう。

 

 

以上のように、自転車には他の乗り物と比べ、

不便な点がたくさんあります。

 

 

しかし、考え方によっては・・

 

このような不便さ・大変さといった要素を、趣味の一部として楽しむこともできます。

 

 

自動車や電車であれば何の苦労もなく移動でき、何の感慨も生まないような道でも・・

 

あえて自転車で移動すれば、自動車でしか移動できないような距離を、

自分の脚力のみで走りきったというカタルシスを生み・・

 

「道を走る」という経験を、しっかりと楽しむことができます。

 

 

また、途中で美しい景色に出会ったり、良い飲食店を発見することができたり、といったことも多くなります。

 

 

 

たとえば私は先日、伊豆から横浜まで移動することがありました。

 

かなり大変ではありましたし、時間もかかってしまったのですが・・

 

電車を使えばすぐに移動できる道を、あえて自転車で移動することで、

海沿いや田舎地帯の美しい自然を楽しむことができ・・

 

また走った経験自体を楽しみ、その経験を話の種にすることもできるようになりました。

 

 

田舎道で、緑の美しさや川のせせらぎを楽しんだり、

海岸沿いを、気持ちのいい潮風に吹かれながらのんびり走ったり・・

 

そういった体験は、もし自動車やバイクを使っていたとしたら、できなかったでしょう。

 

 

結果として目的地まで移動することは変わらなくとも・・

 

自転車で移動することで、「単なる移動」とせず、「冒険」のような楽しみを同時に得ることができます。

 

 

もちろん、自転車にとって危険な区間であったり、

あまり時間の余裕がなかったり、雨風があまりに強かったり・・

 

などなど状況によっては、自転車で移動するのはやめておいたほうがいいこともあるのですが・・

 

 

自転車の不便さを、趣味の一部として楽しむことができるなら・・

 

遅さや不便さといったことを承知の上で、

自転車でしか得られない経験やカタルシスを得るために、あえて自転車で移動する!

 

ということを検討してみてもよいのではないか、と思います。

 

 

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自転車に最適なレインウェアは、ゴアテックスのセパレート型です!

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ロードバイクは、速いです。

 

 

通勤や通学でロードバイクを使うと・・


下手すればクルマより早く、職場や学校に着くことができます。

 

 

私も数年前、片道10km程度の道をクルマ通勤していたのですが・・


これ、ロードバイクを買ってみたらどうなる?


と思って、買って試してみたのが、自転車趣味の始まりだったと思います。

 

 

これまでママチャリにしか乗ったことがなかった私は・・


ちょっと踏んだだけで、原チャリみたいに加速する自転車に感動したものです。

 

 

しかし、ロードバイクはじめ自転車は・・


「雨」に、極端に弱いです。。

 

 

そもそも自転車は、いろいろな交通手段の中でおそらく、最も雨に弱い乗り物です。

 

 

クルマや電車に乗れば、当然、雨に濡れることはまったくありません。

 

しかし雨の中、対策もせずにロードバイクに乗れば・・


当然、すぐにびしょびしょになってしまいます。。

 

 

趣味なら大した問題でもないかもしれませんが・・


向かう先が、学校や職場なのであれば・・・


びしょびしょで到着するのは、かなり、まずいでしょう。

 

 

雨の日は自転車は使わない!という選択はもちろんできるのですが・・・

 

たとえば出勤時には完全に晴れだったのに、
退勤時には天候が大変わりし、ザーザー降っている・・

 

というのは、自転車に乗らない方であっても、よく経験することだと思います。

 

 

それ以外にもたとえば、晴れの予報のはずだったのにいきなり降ってきて、
雨の中を走らざるを得ない・・ということも、けっこうあります。。

 

 

しかし・・・雨でロードバイクに乗る場合でも、レインウェアをうまく選んで着こなせば・・


ほとんど濡れることなく快適に走ることができます。

 

 

私自身、濡れずにロードバイクで通勤するため、いろいろと試行錯誤したのですが・・

 

以下に紹介するようなレインウェアの選び方をするようになってからは・・


たとえザーザー降りの中でも、ほとんど濡れることなく片道30-40分間を走り、
からからの服で職場の到着できるようになりました。

 

 

レインウェアをうまく選ぶことができれば・・


「通勤・通学の雨問題」は、ほとんど完全に、解決してしまえるのです。

 

 

以下、詳しいレインウェアの選び方を紹介していきます。

 

雨の日も濡れずに通勤・通学する!レインウェアの選び方

 

まず、レインウェアは大きく分けて・・・

 

①:上下セパレート型

②:レインコート型

③:ポンチョ型

 

といったタイプに分けられます。

 

 

上下セパレート型は、ジャケットとズボンに分けて着込むタイプ、


レインコート型は、ふつうにコンビニによく売っているレインコート同じように、全身を覆うタイプ、


そしてポンチョ型は、ハンドルやバックパックまでを覆うような、ゆったりとしたタイプですね。

 

 

それぞれにメリットやデメリットがあるのですが・・

 

通勤・通学に使うのであれば、断然、上下セパレート型を使用することをおすすめします。

 

 

上下に分かれるセパレート型には、かんたんに着込めるレインコートやポンチョ型と比べると・・


着込むのに時間がかかり面倒!というデメリットがあります。

 

 

しかし、そのデメリットを補ってあまりあるほどに、
「雨に対する防御力」で、ほかの2タイプを圧倒します。

 

 

レインコート型やポンチョ型は、私も以前使っていたことはあるのですが・・

 

足元ががっぽり空いているので、風の強い日は雨がどんどん降り込んできますし・・


雨のひどい日は地面からの雨の跳ね上げを防げず、
結局びしょ濡れになってしまうことが少なくありません。

 

 

また下半身を裾により防御するため、脚にまとわりついてひじょうに動きにくくなりますし・・


広がった裾が周囲の歩行者、物、クルマなどに引っかかり、トラブルになる可能性もあると思います。

 

 

対して上下セパレート型だと、腕も脚もくまなく覆うことができるので・・


これに「バックパック用レインカバー」と「靴用レインカバー」をプラスすれば、
かなりの雨でも、ほとんど濡れることはなくなります。

 

 

私の経験談にはなりますが・・・

 

上でお話ししたようなフル装備だと、ザーザー降りの中を2時間程度自転車で走り続けても、
レインウェアの中の服や荷物は、ほとんど濡れることはないです。

 

 

逆にポンチョ型レインウェアを使ったり、
たとえばバックパック用レインウェアを省略したりなど装備に隙間をつくってしまうと・・・


そこから雨水が侵入し10分程度の走行でもびしょびしょになってしまったりします。

 

 

レインウェアは「上下セパレート型」のものを軸にして、
雨の強さに応じて、靴レインカバーやバックパックレインカバーを併用すると・・


装着に手間はかかるものの、ほぼ濡れることなく通勤・通学できるようになりますので、
私としてはこのスタイルがおすすめです。

 

どの「メーカー」のレインウェアが良いか?

 

良いレインウェアのタイプはわかった。


でも・・どこから買おう?

 

 

レインウェアとひとくちに言っても、
さまざまなメーカーがさまざまな製品を出しているので、


いったいどこから選べばいいのか、なかなか難しいところだと思います。

 

 

レインウェアを製造しているメーカーはとても幅が広いのですが・・・

 

濡れずに通勤・通学を可能にする、ということを目的にするのであれば、
まずは、実用性よりファッション性を重視したメーカー・商品に注意が必要だと思います。

 

 

ファッション性を前面に押し出してアピールされている商品は、
一般的に、防水性などの「実性能」が低い傾向があります。

 

もちろん、実用よりファッションを取るという選択もアリではあるのですが・・・


その場合は防水性などの、実性能が劣ってしまう可能性があることを知った上で購入するべきでしょう。

 

 

それでは、どのようなメーカーの商品であれば性能が高いかなのですが・・・

たとえば「登山ブランド」の商品は、
頑丈さ、軽さ、レインウェアでは防水性・透湿性など、実用性能に優れていることが多いと思います。

 

 

登山ブランドで売られるアイテムは、
山中の長時間移動や、冬山など過酷な状況で使われることが多いですし・・


遭難時など場合によっては生死を分けるほど重要なアイテムになり得るため、
実用性が洗練されていくのでしょう。

 

 

有名どころの登山メーカーにモンベル」「コロンビア」「パタゴニアといったものがありますので、
それらのメーカーから探してみるのが良いのではないでしょうか。

 

 

参考までに私は「モンベル」の、
上半身用ウェアは、防水透湿性の高いゴアテックス製品である「ストームクルーザー」を、


下半身用ウェアは、ゴアテックスではありませんが、自転車専用品で伸縮性が高い「スーパーストレッチ サイクルレインパンツ」を、
それぞれ長年使用しています。

 

 

ちなみに、上半身用レインウェアは自転車専用品でなくてもよいと思いますが、
下半身用は、自転車専用品のほうがよいと思います。

 

自転車専用品でないと、サドルとの擦れに弱くすぐやぶれてしまったり・・


ストレッチ性が低く脚がまともに動かせなかったり・・と、デメリットが大きくなってしまうからですね。
(体験済みです。。)

 

 

もちろん登山ブランド以外にも、実用性の高いレインウェアを扱うメーカーは多く・・


たとえば自転車専用ウェアブランドのパールイズミなどであれば、
登山ブランドに負けない実用性を持つ商品を扱う場合もあると思います。

 

 

雨の中、濡れずに自転車で快適に走り回りたい場合は、
ファッション性よりも「実性能」を追求したメーカー・製品を選ぶほうが良く・・


そのような製品を探す際に、登山ブランドの製品は選択肢のひとつになるのではないか、と思います。

 

レインウェアにとってとても重要な、「透湿性」について

 

濡れずに通勤・通学するためには、どんなタイプのレインウェアを選ぶのか?

 

ということも、もちろん重要なのですが・・・

 

それ以外に抑えておくべき、超重要ポイントとして「透湿性」というものがあります。

 

 

レインウェアに詳しい方は、当然ご存知と思われる内容にはなってしまうのですが・・

 

透湿性というのは、ざっくり書くと「蒸れないように、水蒸気をウェアの外に逃がす能力」です。

 

 

透湿性が低いレインウェアとしてわかりやすいのは、
コンビニで売っているような、安いビニールのレインコートです。

 

ビニールのレインウェアであっても、「防水性」だけなら完璧なことが多いのですが・・・

 

「透湿性」はほぼゼロなので、汗などの水分を、ウェアの外にまったく逃がすことができないため、
蒸れに蒸れてしまい、すぐにびしょびしょになってしまいます。

 

 

そのためレインウェアには、防水はちゃんとするけど、水蒸気もちゃんと逃がす・・

 

という能力が大事なのです。

 

 

そしてゴアテックス製品をはじめとする「防水透湿」をうたう製品が、これを実現したものとなります。

 

ゴアテックス」に関する情報はWikipediaなどに詳しいため、多くは書きませんが・・・

 

ウェアの生地の中に、水を通さず水蒸気だけを通す特殊な膜(この膜のことを「ゴアテックス」と言います)を備えることで、防水透湿性を獲得したものになります。

 

 

単なるビニール製のレインウェアなどと比べると・・


ゴアテックスの快適さは、異次元レベルです。

 

 

個人的な経験にはなりますが・・

 

しっかりとした登山ブランドのゴアテックスレインウェアであれば、
何も着ていなければ数秒でびしょ濡れになってしまうような雨の中でも・・


2-3時間程度自転車で活動しても、中の服はからからに乾いたままでした。

 

 

最近では、「ゴアテックス」そのものでなくとも、たとえば「ドライテック」など、
同様の機構を持つ比較的安価な素材のものも出てきているようですので・・


そのような製品から検討してみるのもよいと思います。

 

 

自転車に特有の注意点ですが、必ずヘルメットを被った状態で試着し・・


フードがヘルメットを含めてきちんとカバーできることを確認してから購入することをおすすめします。

 

自転車レインウェアを購入するときは、多少高価にはなってしまいますが・・


ゴアテックスなどの「透湿性」を備えた製品を購入されることをおすすめします。

 

まとめ

 

以上より、濡れずに通勤・通学するための最強レインウェアは・・

 

登山メーカーなど実用性の高いアイテムを扱うメーカーの、

 

ゴアテックスなど透湿機能をきちんと備えた、

 

「上下セパレート型」のレインウェアを選ぶのが良い、と思います。

 

 

しっかりと選んだレインウェアを持っていると、
雨の日でも、ほとんど濡れることなく、快適に自転車に乗ることができます。

 

今回は自転車に最適なレインウェアをテーマに、お話ししてみました。

 

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クロスバイクを買うときはGIANT Escapeを軸にするのがおすすめ

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クロスバイクは、街中を走り回る、いわゆる街乗りにおいて、
最強と言える自転車です。

 

 

ロードバイクほどのスピードは出ませんが、かわりにハンドルがバーハンドルなので小回りがききやすく・・


マウンテンバイクほどに段差に強くはありませんが、マウンテンバイクよりはタイヤが細いので速度が落ちにくく、快適に走り回ることができます。

 

 

クロスバイクを買おう!と思い立ったとして・・・

 

クロスバイクの完成車を売っているメーカーは、TREK、Cannondale、メリダ、GIANT、ビアンキなどなど、メジャーなメーカーがいろいろあります。

 

カタログに載っている自転車の数も膨大なものにはなりますので・・


基準なく探し回ると、欲しい一台を探し出すにはなかなか苦労されるのではないかと思います。

 

 

そのためまずは、「GIANT」というメーカーが売っているクロスバイクを軸にするのが良いと思います。

 

GIANTは、上に挙げたようなメジャーな自転車メーカーの中でも、
特に、安めの価格帯の自転車において、もっともコストパフォーマンスが良く・・


またあまり奇抜でない、ノーマル・ベーシックな製品を作る傾向にあります。

 

 

そのためまずは、GIANTのクロスバイクをリサーチし・・

 

GIANTのクロスバイクとそれぞれ他社のクロスバイクを見比べていく!

 

という方法が、購入する一台を狙っていくための効率のいい方法なのではないか、と思います。

 

 

では、具体的にGIANTでどのようなクロスバイクを扱っているかなのですが・・

 

GIANTでは「ESCAPE R」という型番と「ESCAPE RX」という型番の製品が、
長い間にわたって、メジャーな製品として売れ続けています。

 

 

「FASTROAD」「FORMA」などの製品もありますが・・


まずは上記「ESCAPE R」と「ESCAPE RX」のふたつを軸として考えていくとよいでしょう。

 

 

これらの自転車には、価格が違う、いくつかのクラスがあります(「ESCAPE RX 1」「ESCAPE RX 2」など)。

 

フレームはどれでも変わらないのですが、価格が高いものほどパーツ構成が良いものになっていきます。

 

カタログなどで見ていただくとわかるように、「ESCAPE R」と「ESCAPE RX」の価格は、だいたい5-10万円程度となってきます。


そのため、クロスバイク完成車の値段の相場は、だいたいこれくらいと考えるのがよいと思います。

 

 

ちなみに、上記の価格帯よりはるかに安く買える自転車もあるにはあるのですが・・


形だけがクロスバイクで、中身はほとんどママチャリと同じになり、
軽さ、各種部品の精度、フレーム剛性などなど、「スポーツ自転車」としての特性はほとんど無くなってきてしまいます。


なので私としては、あまりおすすめはしません。

 

 

GIANTで「ESCAPE R」と「ESCAPE RX」をチェックしたら、あとは、TREK、Cannondaleなどさまざまなメーカーの中から、気になるメーカーを選び・・


「ESCAPE R」や「ESCAPE RX」と価格やパーツ構成を比較しながら検討していけばいいわけです。

 

 

時期によって扱われる製品が変わってくるとは思いますが・・


例えばTREKでは「FX」シリーズが、Cannondaleでは「BAD BOY」や「Quick」シリーズが、
GIANTの「ESCAPE R」や「ESCAPE RX」と似た価格・クラスの製品となってくるようです。

 

 

あとは、「ESCAPE R」「ESCAPE RX」を軸にしながら、価格、重さ、フレームのサイズ、パーツ構成などを比較していき・・


納得のいった一台を選べばよい、と思います。

 

もしくは、良いと思った自転車に関して、さらに置いてある店舗に行き、
実物を見たり、試乗をさせてもらったりしてから決めてもよいでしょう。

 

 

参考までに私自身は、一台目のクロスバイクとして、
GIANTの「ESCAPE RX 1」という、完成車価格で10万円、コンポーネントはTiagra、という自転車を購入し・・


とても満足することができました。

 

 

巷にはさまざまな自転車が売られており、
納得の一台を選び出すのはなかなか難しいものですが・・


しっかりと製品を比較検討された上で、納得のいく製品を選んでいただければ、と思います。

 

 

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自転車で歩道を走るとき、ベルを鳴らすことなく気づいてもらう方法

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自転車で歩道を走るとき、歩行者や他の自転車に気づいてもらえず・・


ぶつかってしまいそうになった経験がある方は、多いと思います。

 

 

歩道上で、歩行者が優先されるのは言うまでもないことです。

 

そのため、例えばもし、狭い道で歩行者が前にいて通れない!

 

ということがあれば、歩行者が通行を終えるまで待つのが当然だ、とは思います。

 

 

しかし、狭い道で、後ろに自転車が何台も詰まってしまった場合や・・

 

歩きスマホの歩行者が、こちらに気づかず接近してきた場合など、
すぐに歩行者に自分の存在を気づいてもらいたい場合はあります。

 

 

また、歩道上で対向する自転車が、こちらに気づかず突っ込んでくる場合などは、
危険なので、すぐさま相手に自分が居ることを伝えるべきでしょう。

 

 

自転車にはベルをつけることが義務付けられていますが・・


見通しの悪い場所を通行するときや、危険を回避するためやむを得ないとき以外は、
鳴らしてはいけない、とされているため、
なかなか鳴らしづらいのが実状なのではないでしょうか。

 

 

「すみません、ちょっと通ります」などと声をかけてもよいのですが・・


道路上で知らない人には、声をかけづらいことも多いと思います。

 

 

 

そのためブレーキレバーのバンプラバーを外し、ブレーキの操作音で気づいてもらう

 

という方法も、けっこう有効です。

 

 

バンプラバーとは、ブレーキレバーとブレーキ本体のあいだに装着されたゴムのことで ・・


ブレーキを引いて離すとき、ブレーキレバーの内側がブレーキ本体とぶつかって音が鳴るのを防ぐためのパーツです。

 

 

SHIMANOなど有名どころのメーカーのブレーキレバーには、だいたいついていると思いますが・・


これをあえて外すことで、ブレーキを引いて離すときに、カチッ、というプラスチック同士がぶつかる大きめの音を出すことができます。

 

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SHIMANO STIレバーですと、赤丸の部分に、

 

 

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このようなゴムパーツが挟まっています。

 

 

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これを外すことで、プラスチック同士が直接ぶつかるようになり、カチカチと音が鳴るようになります。

 

 

意外と大きく、また気づかれやすい音が鳴ってくれるため・・


前に歩行者がいてなかなか気づいてくれないときや、こちらに気づかず自転車が接近してくるようなときは、
この音をカチカチと何度か鳴らすと、即座にこちらに気づいてもらうことができます。

 

 

また、素早く相手に気づいてもらいたいようなときは・・


止まるためのブレーキ操作も同時に必要なことが多いです。


なのでベルに手を伸ばすと、そのあいだ少なくとも片手のブレーキ操作ができなくなってしまいます。

 

 

その点、上記したような方法であれば・・


ブレーキ操作時に自然に音を鳴らすことができるため、
安全性をほとんど下げずに、相手に気づいてもらうことができます。

 

 

法律的にも、自転車のレバーなどを操作するときに大きすぎる音を鳴らしてはいけない、などという法律は私の知る限りありません。

 

なので何度も鳴らしたとしても、ルール上は特に問題ないはずです。

 

 

またベルを鳴らすと、「どいてくれ」といったニュアンスが伝わってしまうかもしれないのですが・・


上記の方法ですと、はたから見るとただブレーキを操作しているだけですので、
むやみに気を悪くさせてしまうことも少ないのではないか、と思います。

 

 

作業としても、ただブレーキレバーを引いて、その奥にあるラバーを外すだけですので、とても簡単です。

 

私はかなり長い間この方法を使っており、ほとんどの場合に、すばやく気づいてもらうことができます。

 

気づいてもらうためベルを使ったり声をかけたりしようとしていたときより、
ずっと自分・相手にとって良い方法なのではないか、と思います。

 

 

 

上記の方法以外にも、たとえば夜間ですと、明るめのライトや点滅系のライトを使う方法があります。

 

まわりの明るさなどにもよるのですが、だいたい300ルーメンくらいの明るさがあるライトを照らしながら走ると・・


進行方向のほとんどの人が自分に気づいてくれます。
(もちろん、人の目を直接照らさないよう、照射角度などの工夫は必要です)

 

 

また、点滅ライトであれば、低い照度のライトでも気づいてもらいやすいです。

 

法律上、点滅ライトだけでは違反となってしまいますので・・


点灯光と点滅光を同時に出すことができる、CATEYE VOLTシリーズというライトの「ハイパーコンスタント」というモードがおすすめです。

 

 

自転車で走るとき、自分の存在をアピールすることは安全のためとても大事ですが・・


むやみにベルを鳴らしたり、むやみに大声を上げたりすると、違反になることもありますし、
気づいてもらったとしても、その相手の気を悪くさせてしまうことがあるかもしれません。

 

そのため上記のような工夫をすると、より快適に走れるのではないか、と思います。

 

 

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自転車の補給食には、えいようかんなどの羊羹がおすすめ

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自転車で走るとき、水分補給用のボトルに加えて・・


補給食を持っていくことは、多いと思います。

 

 

短距離であれば、補給食の携帯は必要なかろうとは思いますが・・


自転車での長距離走行は、予想外にカロリーを消費するものです。


なので補給食を携帯していないと、必要なカロリーをなかなか補給できないことになります。

 

 

ハードな長距離ライドでは、思った以上に糖分を消耗してしまいがちです。


そうなると脳がうまく働かなくなり、ぼーっとしてしまい危険です。

 

 

それがさらに進むと・・

 

ハンガーノック」という、血糖値が限界以上まで下がってしまった状態になります。

 

私も経験がありますが、こうなってしまうと身体に力が入らなくなり、ペダルをぜんぜん回せなくなります。


さらに判断力もものすごく下がってしまうので、事故につながる可能性もでてきてしまいます。

 


ハンガーノック状態は、糖分を口にいれればすぐに回復するものです。

 

なのでやはり、糖分を補給できるようなものを携帯しておくほうがいいでしょう。

 

 

というわけで今回は、長距離走行をするときの補給食の選び方」

 

について考えていきたいと思います。

 

 

まず補給食を選ぶとき、落ちがちな落とし穴が・・


水分の少ない食べ物を選んでしまう、ということです。

 

 

たとえばカロリーメイトなど、水分が少ない食べ物は、
食べるときに身体から多くの水分を奪っていってしまいますし・・


また食べるときに、いっしょに多めの水を飲む必要がでてきます。

 

 

水分が容易に手に入る場所なら、あまり問題にならないとは思いますが・・


たとえば山中や離島を走るようなときは、シビアな問題になることがあります。

 

 

私は自転車で石垣島一周をしたことがあり、その際深く考えずに補給食としてカロリーメイトを持っていったのですが・・


走行中なかなか自販機もなく水分が手に入らず、パサパサしてどんどん水分を奪う補給食を持ってきたのを後悔したことがあります。

 

 

また、携帯のしやすさも重視したいところだと思います。

 

自転車に乗るときは、荷物を最小限に減らさなければならないことが多いため・・


あまり場所をとってしまう食品は避けたいところです。

 

 

また、バッグの中で簡単につぶれてしまうような食品も避けたほうがいいと思います。


そのため、おにぎりなどは長時間持ち運ぶには向かないと思います。

 

 

以上のようなことを考え・・


私としては、ようかん系の食品を勧めたいと思います。

 

たとえば、Amazonで手に入るものなら「えいようかん」といったものは定番ですね。

 

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これは箱状の省スペースで高カロリーであり、パンやカロリーブロックと比べると多くの水分を含んでいます。

 

また非常食としても人気の製品で、消費期限が5年もあるため・・


私は災害などに備えた非常食として、えいようかんをたくさん家に常備していたりします。

 

そしてロングライドなど補給食が必要なときに持ち出し、
減ったらそのぶん買い足す・・という使い方をしています。

 

 

もちろん補給食は、出先のコンビニなどで調達してもいいと思います。


コンビニにえいようかんそのものは、売られていないようですが・・


「ようかん製品」は売られているので、そのようなものでもよいと思います。

 

 

今回は自転車の補給食をテーマにお話ししてみました。

 

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